癩王のテラス&タ・ケウなど  Leper King Terrace etc.


三島由紀夫の最後の戯曲『癩王のテラス』は、アンコール・トムを訪れて着想を得た、と言われている。カンボジア王・ジャヤーヴァルマン7世が病魔に冒されながらも、アンコール・トムを造営しバイヨン寺院を建設してゆく雄大な物語。王の肉体が癩病に侵され崩れ去っていくのと対照的に、威容な観世音菩薩が完成していく過程が三島由紀夫の独特の肉体礼賛美学で3幕の戯曲にまとめられている。ぜひ見たいと思っていた遺跡。

” Leper King Terrace” is the last play Yukio Mishima wrote consisting of three acts. He visited here in the 1960’s and gained a capital idea for the play. It goes like while King of Khmer, Jayavarman VII (1125–1218) suffered from deteriorating leprosy, the Angkor Thom and Bayon Temple construction was making steady progress for completion. The King’s physical decline and the appearance of imposing Goddesses of Mercy on the stone towers are ironical. Bodily aesthetics unique to Mishima flows underneath the play. Now at the sight of the Terrace, my imagination took wings.

 

DSC_2351

『象のテラス』は、高さ3メートル、長さは300メートル以上あるテラスの呼び名だ。
側壁にはびっしりと象のレリーフが彫られている。
Terrace of the Elephants

 

DSC_2357

タ・ケウ(碧玉の塔の意)
落雷のため建設中止となったとか、途中で王が亡くなったため建設を放棄したともいわれている『タ・ケウ』遺跡。装飾がほどこされる前の状態で骨格の基部が残されたため鋭角的印象がある。
Ta Keo

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。